開催日:平成19年11月4日(日)〜12月15日(土)〔5回〕

 

 

名称 ふるさとの味 −鳥取の食文化と正月料理−
開催場所 鳥取短期大学
実施責任者 綾木 義和

 

−報 告−

 

 「ふるさとの味−鳥取の食文化と正月料理−」と題し、セミナー講習会と調理実習を5日間にわたって開催しました。
 セミナー講習会では、綾木義和教授が「食品と文化−とくに正月料理について−」、「めでたいときに使われる食材の栄養評価」、松島文子教授が「正月の料理・献立および調理の要点」というテーマで、食文化や正月料理に関する基本的な内容について講演しました。

 調理実習では、鳥取県に伝承される「小豆雑煮」「こも豆腐」をはじめ、家庭でも作られる「黒豆」、「くわいの煮物」、「ブリの照り焼き」や高齢者向けの正月料理などを作りました。調理実習には30名の参加者があり、多くの方が初対面でしたが、調理作業を分担することにより手際よく実習が行われました。
 実習を終えた後には「家庭の調理器具で代用できるか」、「他の食材と組み合わせるなら何が良いか」など積極的に質問される姿が見られ、「楽しく学べた」、「実習で学んだ調味液の配合を台所に貼って、料理を作っています」、「このような機会があればまた是非参加したい」などの感想が寄せられました。

12月1日(土)は、松島文子教授が講師を務め「おもてなしの正月料理」のテーマで調理実習を行いました。

 

(小豆雑煮、こも豆腐、黒豆、錦卵、いかの松笠照り煮、えびの黄金焼き、鶏の松風焼き、五色なます柚子釜) <レシピはこちら>

 

12月8日(土)は、亀崎幸子准教授が講師を務め「家庭料理」のテーマで調理実習を行いました。

(田作り、酢レンコン、ぶりの照り焼き、くりきんとん、筑前煮、くわいの煮物) <レシピはこちら>

 

12月15日(土)は、野津あきこ准教授が講師を務め「柔らかい料理」のテーマで調理実習を行いました。

(全粥、卵豆腐のすまし汁、海老の姿焼き、煮なます、煮しめ、りんご入りきんとん) <レシピはこちら>