フードスペシャリスト協会一般向け啓発事業実施報告書

 

実施概要

平成20年11月8日(土)13:00〜15:00、聖徳大学1号館1403教室において、「聖徳大学 食の安全・安心に関する講演会―食品のマーケティング戦略と安全・安心のシステム」(社団法人日本フードスペシャリスト協会共催)が開催された。


講師として、日本大学大学院商学研究科客員教授・梅沢昌太郎先生をお招きした。先生は、食品のマーケティング戦略や食品流通システムに造詣が深い方である。講演概要はこちら→

 

講演に先立ち、主催者を代表して、本学の松島副学長から挨拶がなされた。

講演は、参加者全員に配付された冊子(冊子の内容はこちら)にそって行われた。冊子は食商品学、食育、食とマーケティング戦略、食品流通、女性の社会的進出、物流とイノベーション、食の安全・安心、中国冷凍餃子事件、トレーサビリティなど、講演内容項目ごとに要点を箇条書きにまとめており、聴講者がメモを取るための余白が設けられた。講演の最後には、一般参加者から質問を受けた。

参加者人数:70名。開催当日は本学学園祭初日にあたり、開催案内ポスターを用いて学園祭来場者にも当講演会への参加を呼びかけた。

 

講演終了後、参加者にアンケートを実施し、53名(女性38名、男性14名、無回答1名)から回答を得た。参加者の年齢は、20歳代から70歳代まで幅広い年齢層であった。居住地は千葉県内25名、県外28名(内東京都11名、埼玉県4名、茨城県3名など)であった。
「講演会を何で知りましたか」の回答は、「チラシ」が20名(37.7%)で最も多かった。講演内容の満足度については、「大変参考になった」、「参考になった」が合わせて44名(83.0%)、「あまり参考にならなかった」、「参考にならなかった」が合わせて1名(1.9%)となり、ほとんどの参加者に満足していただけたものと考える。

参加者からのご意見としては、「食の安全・安心の面で地産・地消の大切さを考えさせられた」、「重要なポイントをわかり易く話していただき参考になった」、「再度詳細に聞きたい」、「目からウロコが落ちた」などが寄せられた。

 

無料配付資料:講演者の著作の「農業経営のためのソリューション・マーケティング、(社)全国農業改良普及協会刊、345ページ」を参加者全員に無料配付した。

 

チラシ配付場所