フードスペシャリスト協会一般向け啓発事業実施報告書

【講演内容】

1.講座①(11:00~12:00)

(1)城田知子客員教授から、食育の大切さ、食育推進を目指した学生食堂「食育館」の設立までの経緯や現状についてご講演いただきました 

 

【講演内容】

  1. ・一汁三菜とは
  2. ・食膳の構成
  3. ・食育館の設置の経緯
  4. ・食育の大切さ
  5. ・食育に関する法令
  6. ・食育館の概要
  7. ・食事バランスガイ
  8. ・食育館の利用状況

(詳細はこちら)報告書1

 

(2)続いて、林辰美准教授から本日の「一汁三菜定食」の献立説明や正しい配膳、食器の配置等について説明されました。

2.昼食(12:00~13:00)

昼食は、食育館で、「一汁三菜定食」を試食していただきました。

当日のメニューは、主食「麦ごはん」、主菜「チキンのグリルおろしソース」、副菜「南瓜のそぼろ煮・オクラの梅肉かけ」、汁「ポテトの味噌汁」でした。(エネルギー631kcal、蛋白質31.8g、脂質10.5g、塩分3.0g※塩分実摂取量70%表示)

(昼食へ)

講座②(13:00~15:00)

午後からは、以下のテーマについて各講師より講演いただきました。

(1)献立の成り立ち(講師:寺澤洋子准教授)

 

【講演内容】

  1. ・食べるということ
  2. ・現代の健康阻害
  3. ・献立の要素
  4. ・日本の食料自給率
  5. ・フードマイレージ
  6. ・食事管理
  7. ・献立作成
  8. ・エコクッキング

報告書はこちら(報告書3)

 

食事バランスガイドについて-レジシステムの解説-(講師:林辰美准教授)について

 

【講演内容】

  1. ・食事バランスガイド
  2. ・5つの料理区分
  3. ・サービング
  4. ・バランスよく食べる
報告書はこちら(報告書2)

*食育館で食事を摂るとレシートに摂取したメニューの「食事バランスガイド」が表示されます。また、学生の摂取した食事データはコンピュータに蓄積されており、食育館のパソコンで過去の喫食データを確認したり、食事バランスガイドや本人へのアドバイスが表示されます。

(3)教員(9名)の指導により、各自の日常の食事バランスをチェックする演習を行いました。

(4)質疑応答

プログラムの最後に、参加者より本日の講座内容に拘らず食事や栄養に関して日ごろ参加者が疑問に感じていることを、専門の教員から回答を行い、大変活発な質疑応答になりました。また、本学としても、日頃一般の方が疑問に感じておられることを肌身に感じられ、大変勉強になりました。

最後に、本事業にご協賛いただきました社団法人日本フードスペシャリスト協会とご参加いただきました皆様に厚く御礼申し上げます。

 

(案内ポスターはこちら)