― 実 施 報 告 ―

名称  平成22年度 青森中央短期大学公開講座
「子どもの食品加工教室 ~ソーセージを作ろう~」

開催日時 平成22年6月5日(土) 10:00~12:30
開催場所 青森中央短期大学122実習室 調理実習室(122教室)
参加者数 12組(子ども15名、保護者13名、計28名)
講  師 青森中央短期大学 食物栄養学科  助教 浜中 幸美

実施記録

平成22年度公開講座 「子どもの食品加工教室 ~ソーセージを作ろう~」 が、青森中央短期大学 調理実習室(122教室)において、同大学准教授 棟方秀和氏の挨拶により始められた。
一方この講座は、日本フードスペシャリスト協会との共催であることが伝えられた。

(1)公開講座開始

①講座説明

本講座では、ソーセージが出来上がるまでの一連の食品加工を体験することが伝えられた。
手順は配布されたレシピをもとに、生地作り、腸詰め、乾燥、スモーク、茹で上げる工程を、細かいポイントは実際に調理しながら懇切丁寧に説明された。

②調理

10:30頃から、参加者がそれぞれの班に分かれて調理を開始した。実際に調理を進めながら、講師やその他補助教員から次の手順やポイントの説明を受け、丁寧に作業を進めていた。
受講者は大変熱心に取り組み、講座は予定時間通りに進行した。

はじめに生地をよく混ぜる。 力を入れてこねる!
はじめに生地をよく混ぜる。    力を入れてこねる!
羊腸をスタッファーのノズルにセットする。   生地は空気が入らないようにスタッファーに詰める。
羊腸をスタッファーのノズルにセットする。   生地は空気が入らないようにスタッファーに詰める。

※羊腸は破れやすいので水に漬置きし、肉を詰める直前に取り出す。
※腸が重ならないようにひだを作る。

スタッファーのノズルから少し生地を出してから羊腸の先を結び、程よいかたさに詰める。
詰め終えたら、端を結ぶ。   出来上がったソーセージの真ん中を窪ませて捻る。
詰め終えたら、端を結ぶ。   出来上がったソーセージの真ん中を窪ませて捻る。
次に程よい長さのところで、同様に捻る。  
次に程よい長さのところで、同様に捻る。   出来た輪の中に、片方の1本を通す。
※捻じりが解けなくなる。
 
形成したソーセージは、1時間位乾燥する。   その後、スモークする。
 
80℃位のお湯で20分位茹でる。   すぐに食べない場合は、氷水で冷やしてから
冷蔵庫に入れる。
③試食

完成後、各班で試食した。子どもたちは、初めて自分で作ったソーセージをおいしそうに食べていた。
また、試食後の片付けも、子どもたちが自主的にきちんと行うことができた。

 

完成後、各班で試食した。子どもたちは、初めて自分で作ったソーセージをおいしそうに食べていた。
また、試食後の片付けも、子どもたちが自主的にきちんと行うことができた。

(2)講座終了

各班の後片付けが終了した後、講座終了の挨拶で閉会した。子どもたちからは、「満足だった、楽しかった!」との声があり、また、保護者からは、「毎回楽しく参加しています。子供と一緒に楽しみながら勉強できました。子供たちもとても喜んでいました。おいしかったです。」等のコメントが寄せられた。
今回は親子のふれあいを大切にして、楽しみながら勉強できる公開講座を実施することができた。

また、最後に本講座の改善に活用するため、受講者の方を対象にアンケート調査を実施した。
※アンケートの集計結果