開催日:平成19年11月11日(日)
名称 | 小学生を対象とした食育イベント「サンデークッキング」 |
開催場所 | 東京聖栄大学 |
実施責任者 | 筒井 知巳 |
−報 告−
目的および内容
本学は今まで、地域に密着した大学作りを推進してきました。その一環として、毎年大学祭では、地域住民を対象とした食育イベント「サンデークッキング」を行っています。本年度は特に、小学生とその保護者を対象に「食」を選べる力を習得させることを目的としてこのイベントを行いました。学生が主体となって、子供の好きなおやつ作りを通じて、衛生・安全にも留意しながら、栄養バランスのとれた食生活が送れるよう、指導しました。
詳細内容
事前の準備
小学生にふさわしいおやつのメニューを決定する。(クレープ・杏仁豆腐・飲み物・クッキー)
試作を行う。
パンフレットを準備する。
招待状を発送する。
衛生・安全に留意して会場の設定を行う。会場の装飾も行う。
事前に準備できる物を用意する。
当日
・ 受付けをすませた小学生に、パンフレットを配布する。
エプロン・三角巾を付けて身支度を整え、手を石けんで洗い、さらに紫外線消毒器で殺菌する。
始めのあいさつ
小学生およびその保護者に、三色食品群について学生が解説し、当日のおやつのメニューも、三色食品群から選ばれていることを理解させる。
当日のおやつの作り方を、学生が示範台でデモンストレーションする。
4〜5人ずつ、6台の調理台に分かれて、おやつ作りを行う。各台には、2名づつ学生が付き添う。
「いただきます」のあいさつをして、試食する。
バランスのとれた食生活について、学生が自作の紙芝居をみせる。
終わりのあいさつ
着替えた小学生から順番に、風船とおみやげ(クッキー)を渡す。
評価
小学生は食品群の説明に興味を示し、実習にも意欲的に参加しました。
学生は、メニューの決定から、準備、当日の運営まで、自主的に取り組みました。
クレープの具は、ハム・ツナ・レタス・コーンと、イチゴ・バナナ・キーウィー・生クリーム・カスタードクリームの2つのグループからそれぞれすきなものを挟むようにしましたので、3つの食品群からまんべんなく摂取することが出来ました。
当日は葛飾区長が視察され、「興味深い企画・内容だ」との評価を頂きました。
尚、食物アレルギーの心配もありますので、あらかじめ申し出るよう注意しました。