一般向け啓発事業実施結果
地域に知らせよう食文化!やってみよう食育!
1 期日
平成20年10月31日(金)及び11月1日(土)
午前10時から午後4時
2 場所
大手スーパー(イオン熱田)来場者数、平日3万人、休日5万人の大型スーパー
3 対応者数
- ・チラシ配布数 850枚×11種類
- ・食生活クイズ回答数 272枚
4 事業展開の方法
(1)2回生短大生37人を4班に分けて実施した。
(2)当日までに次の準備を行った。
@パネルの作成9枚 <パネルの内容はこちら→>
- 名古屋市及び愛知県に伝わる食文化
- ・朝食の必要性及び簡単にできる献立
- ・トレーサビリティー
- ・簡単な料理
Aチラシの作成11枚
食材に関するチラシを作成し、自宅での活用が図られやすいように見やすさ、目新しさ、デザインにも工夫を凝らした。A5サイズカラー版
B食生活クイズ1枚
簡単な食生活クイズを行い、日常の食生活についての振り返りを試みた。
Cマグネットの作成
マグネットを作成し、チラシを台所などに掲示し保存して使えるよう工夫した。
(3)学生によるパネルの説明やチラシの配布、食生活クイズを実施した。
5 事業効果
学生の振り返りシートからみた事業効果
- 「ゆでたり、煮たりすると野菜をもっとたくさんとれます。」という言葉に「そうだね」と深くうなづく様子がみられた。野菜(特に緑黄色)を日常的にとっている人は少ない。
- 貧血気味という人に「レバーは貧血にいいですよ」というと「えっ!ほんと!」と帰ってきた。「好きなものだけ食べていたけど今度試してみる」と言われた。
- 朝食は普段食べていないという人に朝食メニューを配ったら「時間ないから食べられないけど、そういうなら食べてみるよ」と言われた。うれしかった。
- 簡単にできるおやつのレシピはすぐなくなった。今度、作ってみようという人があった。
- 「ゴミになるからいい」「健康だからいい」と通り過ぎてしまう人が多くて、悲しかった。
- 「野菜の豆知識です」といって話しかけたら、「すご〜い!」と言われた。
6 事業評価
学生が一斉に活動を行ったことは、「食育」を一般消費者へ強く印象づけることができたと考える。しかし、食文化や地域でとれる食材を知らせるためには、実際に食べる、手に取るという活動が伴わなければ難しいと感じた。今後は改善して臨みたい。