平成20年度 青森中央短期大学 公開講座
クリスマス親子クッキング
青森中央短期大学
1.実施記録
正門前の立看板です。 | この日は、あいにくの雨から雪に変わる悪天候でした。 |
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平成20年度 公開講座『クリスマス親子クッキング』が本学1号館122教室(調理実習室)において、食物栄養学科学科長補佐 棟方秀和准教授の挨拶によって始められた。棟方准教授は、「親子関係の不幸な事件が続けざまに起こっている昨今、このようにして親子兄弟姉妹が仲良く、人間生活の根本である「食」を通じて触れ合う機会に多くの方が参加してくださったことに対し感謝し、この調理経験を通して食への関心や興味をなお一層もっていただきたい」と述べた。
また、この講座が、日本フードスペシャリスト協会との共催であることが伝えられた。
続いて、今回の講座の担当である木村亜希子講師から、「今回参加した子どもさんは、日頃おいしい食事を作ってくれているお母さんに感謝の気持ちを持ってください。そしてひと足早いクリスマスですが、家族がひとつの心で楽しく調理し、おいしく召し上がっていってください。今回は子どもさんが主体になって調理をし、食材や食べることへ関心を持ち、作ることの達成感や喜びを感じてほしいです」と、本講座の趣旨についての説明が行われた。
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棟方 秀和 准教授 |
木村 亜希子 講師 |
木村亜希子講師よりまず、《おやくそく》として、「はじめるまえに」・「つくりはじめたら」・「かたづけ」の3点にわたって、守ってほしいことが確認され、「わふうベジタブル☆クリスマス」と題した今回の講座のメニューが紹介された。そして、配布されたレシピを見ながら作業手順が説明された。今回は全部で6種類、野菜をふんだんに使ったヘルシーで栄養満点の内容に、参加者たちははやる気持ちを抑えてやる気満々の様子でした。
今回は、サンタさんの大好物ばかりよ。 | 皆さん。好きなように盛り付けて下さい。 |
つくるの楽しみだなー | みんな先生のお話を真剣に聞いています。 |
10:20頃、いよいよ24組57名の参加者が、12台の調理台に分かれて調理が開始された。まず、手を洗い、再度メニューを確認しながらの作業が開始された。
お料理の基本は手洗いからですね。 | 一生懸命こねるとおいしくなります。 |
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薄焼き卵を牛乳パックで型抜きします。 |
ピーマンとにんじんでデコハンバーグの型抜きをします。 | 包丁はねこの手にするんだよ。 |
「お母さんみてみて上手に切れてるでしょう!」 | ごはんはここに置いて飾りはどうしようかな〜 |
ここに飾ってね〜 | さあ、どんどん切っていくわよ。 |
強力助っ人(?)「中短シックスターズ」 | ママ〜、私もやりたいー |
飾りつけはクリスマスの雰囲気で、気分も乗ってます。 | 窓の外は吹雪になっていました。 |
メニューが多く、細かい作業が多かったが、参加者は自由に飾り付けし、楽しんで作業していた。子どもでもできる作業が多かったので、親子で協力して調理していた。予定よりスムーズに作業が進み、12時までに食べる準備ができていた。
だんだん、できていきます。 | こねて、こねて、こねて |
はて、秋深し隣は何をする人ぞ。 | ボックスごはんは、みどりとオレンジ2種類です。 |
切って、いためて、ぼくサウスポーです。 | 俺たち、双子、これ玉子 |
小さい子は踏み台にのっての作業です。 | ぼく、迷子。 |
俺のねらいはそれだ。 | バターでいためるのよ。 |
自分で作ったのを写真にとっとこ。 | よいしょ。よいしょっと。 |
自慢の作品です。 | これ、ピースのつもり。 |
ひと一仕事終えて、快心の笑みです。 | ツーピースでツーショットです。 |
姉「やったーおいしそうに出来た!」妹「わたしのほうがおいしいわよ」 | どうぞ、召し上がれ。 |
完成品A | ミニサンタさんです。 |
完成品B | 《 完成図 》 ボックスごはん 森のきのこソテー カボチャツリー&ミニサンタ&スノーマン デコハンバーグ わふうパフェ |
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完成品C |
12:00頃、各班で試食を開始。今回のメニューはたくさんの野菜を使ったものだったが、自分でご飯に混ぜたり、サンタや星型に型抜きをしていたものだったので、ほとんど残すことなく美味しそうに食べていた。片付けも順調におわり、予定時刻に終了する事が出来た。
パパにも食べさせたいね〜 | がんばって作ったからおいしいね。 |
12:30頃、試食後の後片付けも終わり、講座終了の挨拶で閉会した。終了後、参加者から「親子で参加できて楽しかったです」「包丁も使って子どもがとても満足していました」「また参加したいです」などの意見があった。アンケートなどからも参加者の満足が得られたことがわかり、有意義な公開講座となった。
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本日はおつかれさまでした。 |