−実 施 結 果−
- 名称
- 高校生を対象とした食育イベント「おいしいランチコンテスト」
- 開催日時
- 2008年11月8日(土)11:00〜14:00
- 開催場所
- 東京聖栄大学123実習室
- 実施責任者
- 筒井・知己・橋場 浩子
目的および内容
現代の若者の食事の問題点として、朝食を摂らない、昼食をスナック菓子ですませる、全体的に野菜不足などが挙げられます。ある食事調査では、60%の高校生が身体の不調を訴えました。
これまで本学では毎年大学祭で食育イベントを行ってきましたが、本年度はこのような状況にある高校生を対象に、「食事バランスガイド」(ここをクリック)を活用して「食」を選べる力を習得させること、および実習を通して実践力を身につけさせることを目的としてこのイベントを企画しました。
実習後は、盛り付けや味の評価をし、表彰することで高校生の励みにしました。
詳細内容
事前の準備
- エントリー校を募集する。募集チラシはこちら→
- メニューの内容・栄養価・費用の点から評価し、エントリー校5校を選出する。
- ランチコンテストにふさわしいメニューを決定する。
(鶏肉のクリーム煮・トマトとモッツァレラチーズのサラダ・ミルクゼリーのフルーツ添え・飲み物)
- 試作を行う。
- 「レシピ」「食事バランスガイドチェックブック」等の資料を準備する。
- 招待状を発送する。
- 衛生・安全に留意して会場の設定を行う。会場の装飾も行う。
当日
- 受付けをすませた高校生に、資料を配布する。
- エプロン・三角巾を付けて身支度を整え、手を石けんで洗う。
- 始めのあいさつ
「毎日の食生活チェックブック」を使って、私たちが1日に「何を」「どれだけ」食べたらよいのか、望ましい食事の摂り方とおおよその量を把握させる。さらに良い例、悪い例を挙げて食事バランスについて理解させる。
- 当日の昼食のメニューを紹介し、栄養バランスのとれていることを理解させる。
- 当日のメニューの作り方を、学生が示範台でデモンストレーションする。
- 2人ずつ、5台の調理台に分かれて、ランチ作りを行う。
- 試食および評価 盛り付け・味・調理時間について5段階評価を行い、総合点で順位を決める。
- 会食
- 表彰1〜3位まで賞状と賞品を贈り、その他の高校生には参加賞を贈る。
評価
- 高校生は食事バランスガイドの説明に興味を示し、実習にも意欲的に参加しました。
- 学生は、メニューの決定から、準備、当日の運営まで、自主的に取り組みました。
当日は校長先生や教員の方そして応援の高校生も参加し、イベントは大いに盛り上がりました。
<レシピはこちら→>