平成21年度公開講座「いまさら聞けない料理の基本Ⅱ」が、青森中央短期大学122教室(調理実習室)において、本学の学長、久保薫の挨拶によって始められた。また、同時にこの講座が日本フードスペシャリスト協会との共催であることが伝えられた。
舛澤講師より、本講座の趣旨について、調理の基本や手間をかけた料理の味の違いを知ることで、より豊かな食生活づくりに役立ててほしいと伝えられた。
今回のメニューは、白飯、かき玉汁、秋刀魚の南蛮漬け、白菜のピーナッツ和え、フルーツのクリームチーズ風ヨーグルト添えの5品であった。
魚のさばき方などのデモンストレーションを交えながら、調理手順を説明していった。参加者は細かい部分も見逃すまいと、とても熱心に説明を聞いたり、メモを取ったりしていた。
10:30頃から、参加者がそれぞれの班に分かれて調理が開始された。講師やスタッフに手順や調理のポイントを確認しながら、丁寧に調理を進めていた。参加者たちは手際がよく、予定通り12:00頃には調理と盛り付けを終えることができた。
盛り付け後、さっそく各班で試食。実際に食べながら講師から補足の説明も行われた。参加者は、ひと手間かけた味の違いを感じながら、会話をしながら会食を楽しんでいる様子だった。
試食したあと、各班で後片付けを行い、講座終了の挨拶で閉会した。参加者からは、「魚のおろし方を実際にできて良かった」「また参加したい」との声があり、満足度の高い講座を実施することができた。また、最後に講座の改善に活用するため、受講者の方を対象にアンケート調査を実施した。
※使用したレシピ、アンケートの集計結果は以下を参照