平成21年度公開講座「手作りイタリアン アニョロッティ作りにチャレンジ」が、青森中央短期大学122教室(調理実習室)において、棟方准教授の挨拶によって始められた。また、同時にこの講座が日本フードスペシャリスト協会との共催であることが伝えられた。
本講座では、アニョロッティ(ラビオリ)の生地のパスタや、ラビオリの詰め物、ホワイトソースなどを全て手作りする体験をとおして、料理や食により関心をもってもらいたいと伝えられた。また、レシピをもとに、手順を説明し、細かいポイントは実際に調理しながら説明して進めていくことが伝えられた。
10:10頃から、参加者がそれぞれの班に分かれて調理が開始された。実際に調理を進めながら、教員や学生ボランティアから次の手順や調理のポイントの説明を受け、丁寧に調理を進めていた。参加者たちは熱心に取り組み、少し予定時間を越えたが、12:30頃には調理と盛り付けを終えることができた。
完成した後、各班で試食した。子どもたちは、初めて自分が生地から作ったパスタを食べながら、満足げな様子だった。また、試食した後の後片付けも、子どもたちが自主的にきちんと行うことができていた。
各班の後片付けが終了した後、講座終了の挨拶で閉会した。子どもたちからは、「次回はほうちょうを使ったり、いためたりする料理をしたい!」との声があり、次回の講座への期待が感じられた。また、保護者からは、「とても楽しかったです。子どもも積極的に作っていて、良かったです。」などのコメントが寄せられ、親子で楽しみながら料理できる講座を実施できた。また、最後に講座の改善に活用するため、受講者の方を対象にアンケート調査を実施した。
※使用したレシピ、アンケートの集計結果は別紙を参照