平成23年度 食に関する一般向け啓発事業実施報告書

名    称

クリスマスコミュニティーパーティー

~クリスマスの喜びを地域の皆様とともに~

開催日 平成23年12月3日(土)12:00~14:00
開催場 聖霊女子短期大学 ザビエルホール
参加

108名 地域のひとり暮らし高齢者 32名

地域住民 76名

実施責任者 聖霊女子短期大学 生活文化科 大野 智子

?はじめに

本学では地域のひとり暮らしの高齢者を主たる対象とし、平成14年より毎年12月にクリスマスの喜びを地域の人々と分かち合うことを目的とした「クリスマスコミュニティーパーティー」を開催してきました。フードスペシャリストの資格および栄養士免許を持つ専攻科健康栄養専攻の学生が献立作成・調理を担当した、高齢者の特性に応じたクリスマス料理の提供は好評であり、食の楽しみや重要性を理解していただく貴重な場となっています。また、本学学生による聖書朗読や音楽演奏も披露され、和やかな雰囲気の中で皆と食事を楽しむよい機会でもあります。

今回は、クリスマス料理の提供と併せてフードスペシャリストの資格を持つ学生が中心となり、メニュー紹介、調理上の工夫点、利用した食品の機能性などリーフレット等を用いて説明し、クリスマスコミュニティーパーティーの場を利用して、食のあり方を学び、今後の食生活に活かしていただくことを目的に実施しました。

募集チラシはこちら

 

 

内  容

プログラム

 

1. 開会の歌 聖歌「諸人こぞりて」

2. 聖書朗読    新約聖書「ルカによる福音書」2章1~20節

3. 歓迎のご挨拶とクリスマスのお話

4. 会食と音楽 マリンバ演奏 合唱 ハンドベル

5. 閉会の歌 聖歌「きよしこの夜」

パンフレットはこちら

 

当日のパーティー会場の様子です。
 
試作を重ね、高齢者向きの
クリスマス料理を考案しました。

 
玉ねぎがたっぷり入った
ビーフストロガノフです。
  生クリームとアラザンで
雪をイメージしました。
 
配布したリーフレットです。   地元新聞の「秋田魁新報」に
パーティーの様子が掲載されました。
(2011年12月7日付)

おわりに

参加者の方々は、音楽演奏を聴きながら、彩り豊かなクリスマス料理を堪能されていました。また、学生の説明にも熱心に耳を傾けられており、味覚・嗅覚・触覚・視覚・聴覚の五感をフル活用し、食のあり方を考えるよい機会となったのではないかと思われます。クリスマスの喜びを地域の皆様とわかちあうとともに、高齢者に喜ばれる食事づくりを経験できた学生にとっても大変意義のあるものとなりました。

参加者の皆様を始め、食に関する一般向け啓発事業として助成をいただきました社団法人 日本フードスペシャリスト協会様に深く感謝申し上げます。