聖徳大学"食"に関する講演会

「食とスポーツで健康を育てる~北海道日本ハムファイターズの栄養サポートを例に~」

時:平成24年11月3日(土)13時~14時30分
所:聖徳大学1号館1219教室
師:日本ハム株式会社中央研究所 管理栄養士 柄澤紀先生
容:プロ野球選手の食事と健康管理について
催:社団法人日本フードスペシャリスト協会
援:松戸市教育委員会、市川市教育委員会、柏市教育委員会、取手市教育委員会

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-講演内容-

講演では、プロ野球選手の食事の実例と、栄養改善を進める取り組みについてご紹介いただきました。

食事の実例には、バイキング形式の朝食の場面における、新人選手と一軍選手が選ぶ料理の比較が紹介されました。新人選手が選ぶ料理は、肉類が多く野菜や魚が少ないなど偏りがある一方で、一軍選手はバランスよく様々な料理を組み合わせて選んでいました。

選手の運動能力を発揮するためには、選手自身が栄養摂取の方法を身につけることが重要です。

食事バランスが偏った新人選手たちを、管理栄養士や先輩の選手が指導し、栄養改善を進める取り組みが紹介されました。また、オフシーズンの選手が具体的な目標を立てる自主管理や、選手の家庭にレシピを送るなど、様々なサポート事例をご紹介いただきました。

-おわりに-

講演会終了後、参加者235名を対象にアンケートを実施し、167名(男性7名、女性159名、無回答1)から回答を得ました。

年齢は、10~20歳代から60歳代までの幅広い年齢層にご参加いただきした。

講演の満足度については、「大変満足」59名(35.3%)、「満足」66名(39.5%)、「普通」22名(13.2%)、「やや不満足」1名(0.6%)無回答19名(11.4%)であり、多くの参加者に満足していただけたものと考えています。

参加者からは、「食事がいかに大切なことかがわかった」、「普段あまり聞くことのできないスポーツ栄養について聞くことができた」、「私の身近にも野菜嫌いがいるので、資料にあるレシピをつくってみようと思う」など、多数のご意見やご感想が寄せられました。

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