― 実 施 報 告 ―
名 称 |
平成25年度 青森中央短期大学公開講座
「心をつなぐおばあちゃんの郷土料理」 |
開催日時 |
平成25年10月12日(土) |
開催場所 |
青森中央短期大学122実習室 10:00~12:40 |
参加者数 |
24名 |
講 師 |
青森中央短期大学 食物栄養学科 専任講師 池田友子 |
実施記録
平成25年度公開講座 「心をつなぐおばあちゃんの郷土料理」 が、青森中央短期大学122教室(調理実習室)において、同大学助教 森山洋美氏の挨拶により始められた。
またこの講座は、日本フードスペシャリスト協会との共催であることが伝えられた。
(公開講座チラシはこちらから)
(1)公開講座開始
①講座説明とデモンストレーション
本講座では、青森県南部地方の郷土料理を調理することが伝えられた。
手順は配布されたレシピをもとに、細かいポイントは実際にデモンストレーションしながら説明された。
(配布レシピはこちらから)
②調理
参加者がそれぞれの班に分かれて調理を開始した。実際に調理を進めながら、講師やその他補助教員やお手伝いの学生から次の手順やポイントの説明を受け、作業を進めていた。
受講者は大変熱心に取り組み、講座は予定時間通りに進行した。
◇津軽の甘いおこわ◇
- ① 小豆を洗い、一度茹でこぼしてからやや固めにゆでる。
- ② ①の小豆と茹で汁を分け、茹で汁に洗ったもち米を一晩つける。
- ③ ②をざるに入れ、もち米の水気をきる。分量の小豆の煮汁に調味料を混ぜておく。
- ④ 強火の蒸し器に③のもち米、①の小豆を合わせ入れ30分蒸す。
- ⑤ ④をボールに入れ合わせた調味料を良く混ぜ、蒸し器に戻し、さらに30分蒸す。>
- ⑥ みょうがは縦に半分に切りさっとゆで熱いうちに甘酢に漬けておく。
◇長いものすいとん◇
- ① 長芋は皮をむき1cm幅に切り、茹でる。柔らかくなったらつぶし、片栗粉を入れながら耳たぶくらいの柔らかさにしてまとめる。
- ② 鶏肉は一口大、人参はいちょう切り、ごぼうは笹がきに切る。ねぎは小口に切る。
- ③ 鍋に油を入れ、ねぎ以外の材料を炒め、だしを加え材料が柔らかくなるまで煮る。
- ④ ③に①の長いもを丸く形を整えながら入れる。長芋が半透明になったら調味料を入れ、ねぎを加え仕上げる。
◇ 身欠きにしんとねぎのぬた◇
- ① 身欠きにしんは皮をとり、斜めに切る。
- ② しろは3cmに切りさっと茹でる。
- ③ 酢味噌の材料を合わせ、①、②を和える。
◇きんかもち◇
- ① 薄力粉ともち粉、塩をボールに入れ混ぜ、熱湯を少しずつ入れ箸で全体をざっくりまぜぼろぼろとなったら手でこねる。耳たぶくらいになったら生地を5等分に丸める。
- ② くるみは細かく切り、味噌・砂糖と混ぜておく。
- ③ ①の生地を手のひらで丸く伸ばし、②を包み、半月形にし閉じ口をしっかり抑える。
- ④ ③をたっぷりのお湯で5分~6分茹でる。茹であがったら水でさっと洗いつやを出す。
(2)講座終了
各班の後片付けが終了した後、講座終了の挨拶で閉会した。参加者からは、「手軽にできて美味しく懐かしい味がしてとてもよかった。」との声があり、また、「改めて作ってみようと思う。」等のコメントが寄せられた。
また、最後に本講座の改善に活用するため、受講者の方を対象にアンケート調査を実施した。
※アンケートの集計結果は別紙を参照
(アンケート結果はこちらから)