開催日時: | 平成25年9月28日(土)、平成25年10月12日(土) 13:30~15:00 |
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開催場所: | 宇部フロンティア大学短期大学部 1号館 111教室、生化学実験室、給食管理学実習室 |
参加者数: | 第一回(9月開催) 9名(女性9名) 第二回(10月開催) 14名(女性13名、男性1名) |
共 催: | 公益社団法人日本フードスペシャリスト協会 |
スタッフ: | 宇部フロンティア大学短期大学部 食物栄養学科 松冨直利教授、城野世津子教授、溝田美苗講師、福原佳世子助教 宇部フロンティア大学短期大学部 食物栄養学科 学生アルバイト10名 |
1.はじめに
健康に対する意識が高まっている現代、野菜を充分に取り入れたバランスのいい食事が健康維持の基本だと認識されている。しかしながら、日本人のほとんどが慢性的野菜不足の現状である。
そこで多様な栄養素を含む野菜の力を化学的・栄養学的観点から説明し、抗酸化成分の分析実験および美味しく食べる調理実習を体験してもらい、こうした講演、実験、実習体験を通して、野菜摂取の必要性を学び、健康な食生活の確保に対する意識を高めることを目的とした。
参加者の募集: | 本学の生涯学習センターの実施する公開講座の一環として、地元新聞、地域の回覧、ホームページ、ちらしによる参加者の募集を行った。 |
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実施内容: | 2回にわたって講座を行った。 第一回目は、食品学の観点からの野菜の機能(抗酸化作用、免疫作用等)を講義し、その後講義で学習した野菜の効能を実験で体験する(様々な野菜の野菜汁や野菜スープの抗酸化力、ビタミンCの簡易定量)内容とした。会の最後には実験で用いた野菜スープを飲みながら講師と参加者が自由に歓談できる時間を設けた。 第二回目は、栄養学の観点からの野菜の重要性(野菜から食べる意味、野菜の栄養素など)を講義し、その後各自の野菜摂取量についてふり返った。また野菜を簡単に多く食べられる方法を紹介した後、家庭で簡単に手作りできるドレッシング作りを体験した。作ったドレッシングは蒸し野菜にかけて、参加者どうしや講師と歓談しながら試食した。 |
<第一回開催>
参加者:9名(30代1名,60代4名,70代3名,不明1名)
当日の様子:
①講義 松冨直利教授 「野菜摂取はヒトの宿命」 (配布資料1)
②実験 福原佳世子助教 「野菜の底ヂカラを知ろう」 (配布資料2)
③野菜スープを飲みながらの歓談タイム
<第二回開催>
参加者:14名(10代1名,30代1名,40代1名,60代5名,70代3名,不明3名)
当日の様子:
①講義 城野世津子教授 「野菜はこんなに働きもの」 (配布資料3)
②実習 溝田美苗講師 「野菜を今よりももっと美味しく食べる」 (配布資料4、5、6)
③試食タイム
講義と実験や実習を組み合わせて行うことで、野菜の機能性や摂取の必要性の理解につながった手ごたえを得た。以下に参加者の声を紹介する。
また、以下の通り参加者の満足度も高いものになった。