10:00 手遊び・歌など(幼児教育学科学生、教員1名)
10:20 料理の説明
10:30 手をきれいに洗えたかな
10:40 調理にチャレンジ
(幼児、保護者、食物栄養学科学生、幼児教育学科学生、助手1名、教員3名)
・栗きんとんをつくろう ・きび団子をまるめよう ・野菜がじょうずに切れるかな
12:00 昔の行事や行事食の話を聞きながら、行事食を食べよう(本学教員1名)
表1 当日調理の行事食と年中行事
行 事 | 月 日 | 料 理 | 作 成 者 |
正月元旦 | 1月1日 | 栗きんとん(茶巾絞り) | 幼児・保護者・学生 |
節分 | 2月3日 | 煎り大豆(ポン菓子) | 学生・教員 |
上巳節句(ひな祭り) | 3月3日 | ひなゼリー(三色ゼリー) | 学生・教員 |
七夕 | 7月7日 | そうめん汁 | 学生・教員 |
十五夜(お月見) | 9月・10月 | 月見だんご(きび団子) | 幼児・保護者・学生 |
秋祭り | 10月 | 祭り寿司(ばら寿司) | 幼児・保護者・学生 |
冬至 | 12月22日か23日 | かぼちゃサラダ | 幼児・保護者・学生 |
これら7品のレシピは、「当日配付資料①」中に示してある。以下の写真は、第1部の様子である。
本事業に参加した11組の親子にアンケートを記入していただき回収した。 その結果、「今日の料理実習は上手にできましたか。」の質問に対する子どもによる回答としてしては、「大変よくできた」が3名、「できた」が6名、「少しできた」が1名、「うまくできなかった」が1名であった。「行事食の話を聞いてどんなことを知りましたか」の質問に対しては、「初めて聞く話で興味深く、大変有意義でした」「もっと行事食について知って、子供に伝えていかないといけないと思いました」「行事食を意識して作っていなかったので、今後は親子で楽しく作っていこうと思いました」などの回答が得られた。 また「今日感じたことを自由に書いてください」の項には、「とても充実した時間をありがとうございました」「「もっと親子で料理にチャレンジしたいと思います」「学生や先生が優しく教えてくださってよかったです。メニューも豪華でおどろきました」「子供の自主性をみることができるよい機会となりました。レシピは是非、家庭で作ります」「いろいろな作業をさせてもらい、親子ともとても満足しました。また機会があればぜひ参加したいです」などの意見・感想が述べられていた。
以上のことから、本事業開催の意義は極めて大であったと考えられる。
本事業に助成いただきました公益社団法人日本フードスペシャリスト協会に厚く御礼申し上げます。