1. 事業概要
- 1)
- 事業名称
- 『Allez cuisine!』 ~さぁ、一緒にフレンチを作りましょう~ (案内ポスターはこちらから)
- 2)
- 目的
- フランス料理は、高級なイメージを持ち家庭ではなかなか挑戦できない料理であるが、手軽に家庭で作ってもらえるように、家庭にある調理器具を用いて、調理時のコツをおさえながら実習を行う。またフランスの食文化にも触れ、ヨーロッパの多様な食文化についても一般の方にわかりやすく伝えていくことを目的とする。内容に関しては、「鶏もも肉のソテー 香草パン粉焼き(Cuisse de poulet sauté persillées)」、「ポーチドエッグ ソース・ヴェルト,ラタトゥイユ添え(Œuf poché sauce verte avec ratatouille)」、「モンブラン(Mont-blanc)」の3品の調理実習に挑戦し、試食会を行う。そして、家庭でもぜひ挑戦していただきたいと考える。
- 3)
- 開催日時
- 平成27年10月17日(日)10:30~13:30(10:00より受付開始)
- 4)
- 開催場所
- 香蘭女子短期大学 3号館8階 調理実習室
- 5)
- 参加者
- 一般の成人男性および女性
- 15名(年齢層:30代~70代)
- 6)
- 講師
- 本学教授 眞木 孝
- 7)
- 学生スタッフ
- 食物栄養学科 2年生 11名
2. 実施内容 (レシピはこちらから)
当日は、秋晴れのすがすがしい天候に恵まれ、「『Allez cuisine!』 ~さぁ、一緒にフレンチを作りましょう~」に多くの方がご参加くださいました。
初めに、本日の流れの説明と、学生スタッフの自己紹介を行い、次に、本学教授の眞木孝先生による、「鶏もも肉のソテー 香草パン粉焼き(Cuisse de poulet sauté persillées)」、「ポーチドエッグ ソース・ヴェルト,ラタトゥイユ添え(Œuf poché sauce verte avec ratatouille)」、「モンブラン(Mont-blanc)」の計3品の講習を行いました。
フランス料理は一つ一つに手の込んだ調理作業が必要とされるなか、眞木先生による細やかな手さばきに、参加者の皆様も食い入るように見て学んでいました。また、講習のアシスタントを務める学生とも時には笑いを交えながら、料理の楽しさを伝えていました。
では、いよいよ実習の始まりです。 学生スタッフの皆さんと協力し合い、家庭でできる本格的なフランス料理に挑戦してもらいました。 昨年の「のぼせもん男の料理教室」に参加していただいた方も参加しており、インド料理とは異なる、フランス料理の細かな行程を体験しながら一生懸命に調理している姿が印象的でした。また、ポーチドエッグに初挑戦の方も多く、1人1個ずつ火加減に注意しながら丁寧に作っておりました。卵の半熟状態は自分の好み通りになっていますでしょうか。
実習が終わりましたら、皆さまそろって試食です。 野菜を多く使用した緑の爽やかな盛り付けが食欲をそそります。 試食の間も眞木先生による、今日のフランス料理の要点や食事マナー等の食文化についても色々とお話しをされ、参加者からも「ワインもあれば最高だー」といった言葉も出でてきたりと、大変なごやかな雰囲気となっておりました。 ぜひ、この経験を家庭でも挑戦していただき、たまにはフランス料理でお洒落な「おうちレストラン」を開店していただければと思います。
3. アンケート結果 (アンケート用紙はこちらから)
講座終了後にアンケートを実施いたしました。その一部ですがご紹介いたします。
- 短い時間で盛りだくさんの内容でした。おなかも心も満足の1日でした。
- とっても楽しく勉強もできました。先生に色々なアドバイスを頂き、今後家庭でもがんばりたいです。本日はありがとうございました。
- 料理はすべておいしくて、フランス料理の一端に触れることができて感動を受けました。
- 前回に引き続きトークも楽しくわかりやすい説明でとてもよかった。ぜひ次回も参加したいと思います。学生さんたちも大変だったでしょう。ありがとうございました。家でもやってみようと思う…出来るかな~。
今回の講座は、将来、栄養士として活躍する学生たちも、日頃の授業の成果としての調理技術が役立てたと思います。そして、一般の方に家庭での料理の大切さや楽しさを伝えることも学び、ますます栄養士としての職業の魅力を感じることができたと思います。
最後に、共催としてご支援いただきました公益社団法人 日本フードスペシャリスト協会、ならびにご後援いただいた福岡市南区に厚くお礼申し上げます。