概略
平成25年9月に2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催が決まりました。大会開催にあたっては、世界各国から日本に人々が集まることが予想されます。そこで、諸外国の人々に対する食の“おもてなし”を考える場を提供することを目的として、本学(名古屋キャンパス)オープンキャンパスと大学祭において『東京オリンピックと“食のおもてなし”』イベントを行いました。
オープンキャンパスのイベント会場では、①本学1、2年生が作成した諸外国の食文化や伝統料理、オリンピックとの関わり等に関するポスター展示(来場者にはクイズラリーをしながら見学していただきました。)、②諸外国の伝統料理の実物展示、③学生が勧める日本食マップ(名古屋版)の展示を行い、大学祭ではそれに加えて④日本風にアレンジした諸外国の伝統料理コンテストを開催しました。
チュロスは揚げるのが大変でした。 | 焼き上がったキッシュは美味しそう。 | バクラヴァからは甘い香り! |
オープンキャンパスのイベント会場には、準備①~③で記載した展示物を掲示し、来場者にはクイズラリーをしながら展示を見学していただきました。来場者は諸外国の食文化や伝統料理、オリンピックとの関わり等に関して楽しく学んでくださっていました。
イベント会場入り口案内 | 来場者はクイズラリーをしながら諸外国のポスターを見学しました。 |
ゼミで調理した諸外国の伝統料理の実物展示をしました。 | 学生お勧めの日本食マップ(名古屋版)も掲示しました。 |
一次選考を通過した、24作品の実物(一部写真)を、日本風のアレンジポイントとともに展示しました。おやつ部門6作品、料理部門18作品について来場者の投票による最終選考を行いました。学内外の147名の方が投票してくださり、また、多くの高校生が作品の出展、表彰式へ参加してくだり賑やかなコンテストとなりました。
会場には応募者が持参した料理の実物を展示しました。 | 表彰式での記念写真 |
応募チラシ | おやつ部門 最優秀賞作品 | 料理部門 最優秀賞作品 |
イベント会場では、諸外国の食文化や伝統料理について会話をする来場者の姿が多く拝見でき、諸外国の方々への“食のおもてなし”を考える良い機会になったと思います。また、その準備として調べ学習を行い、実際に伝統料理を調理した本学部の1、2年生は、管理栄養士として視野を広げることができたと思います。
最後に、この企画に助成をいただきました公益社団法人 日本フードスペシャリスト協会様に厚く御礼申し上げます。