(みやした ともこ)
長野県出身で1959年生まれ。
東京家政大学家政学部食物栄養学科を卒業後、飯田女子短期大学助手を経て、福島女子短期大学(現 福島学院大学短期大学部)講師に着任しました。
その後、1993年に会津大学短期大学部に移動し、現在に至っています。
その間、東京家政大学大学院に進学し、家政学研究科修士課程および博士課程を修了しました。
調理学を専門分野とし、32年間、栄養士養成課程の学生教育に携わってきました。調理学の意義、役割を模索する中、肉親の入院や病死に接し、調理学で学んだ「おいしさ」を給食で具現化することの必要性、重要性を痛感しました。
それを形にすべく、新たな試みとして、調理学実習と給食管理実習を有機的に結び付けた教科書の作成に臨み、2009年に調理学実習テキスト(新 調理学実習 -基本料理から給食への展開- 同文書院)を出版できた事は、感無量です。
この間、フードスペシャリスト協会が掲げる『食の本質を「おいしさ」、「楽しさ」、「おもてなし」』とする考え方は、私が持つ調理学の意義、役割ととても繋がるものであり、私が目指す方向を照らす勇気となっていたと思っています。
趣味は読書で、日本史と世界史の本をよく読みます。現在は、高校時代にじっくりと勉強できなかった日本の近現代史を探訪するのが楽しみです。