(ほりた ひさこ)
1952年生まれ。和歌山県出身。
1975年、大阪市立大学(現、大阪公立大学)家政学部食物学科を卒業後、大阪市立大学医学部細菌学教室の博士課程に進学。
医学博士を取得後、同研究室の助手として17年間勤務。
2000年、神戸女子大学家政学部管理栄養士養成課程に助教授として着任。
2004年、教授に昇任し、現在に至る。
これまで、野菜や果物の廃棄部分からヒトの健康に役立つものを探すことを目的として研究を行い、エンドウマメの鞘や、温州ミカンの果皮に腸内環境を改善する効果のある物質が含まれていることを見出した。
またタマネギ外皮は廃棄されるものであるが、その利用を探るべく、本来は苦いタマネギ外皮熱水抽出物をシクロデキストリンで包接化して炊飯した米飯は、苦みが抑えられるとともに、腐敗抑制の効果があることを発見した。
昨年12月、包接化したタマネギ外皮熱水抽出物による米飯腐敗抑制効果の研究で、兵庫県栄養士会会長賞を受賞した。
趣味は、花づくりです。