公益社団法人日本フードスペシャリスト協会

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フードスペシャリストの活動分野

フードスペシャリストの活躍が期待される職域はおもに食品産業があります。これには食品メーカー、食品流通業、食品小売業、レストランなどの飲食業(外食産業)が含まれます。

フードスペシャリストは、その専門性を駆使して食品の開発製造から流通、販売、外食、消費に至る分野まで、食関係の広範な分野での活躍が期待されています。

 

フードスペシャリストの活躍が期待される職域・活動分野の広がり

活動分野の広がり

フードスペシャリスト資格取得者の就職実態調査結果について

日本フードスペシャリスト協会は、複数の養成機関の担当教員からの要請を踏まえ、令和3(2021)年7月から9月にかけて、各養成機関の協力の下、フードスペシャリストの資格取得者が具体的にどのような企業等に就職しているのかについての実態調査を行いました。

具体的には、調査対象年度を2018年度から2020年度の3年度分とし、フードスペシャリストの資格取得者の男女別に、就職先の産業の種類と就職先の企業名の把握を行いました。調査対象者数は、以下のとおりです。

調査対象年度 調査対象者数
うち女性 うち男性
2018年度 2,107名 1,990名 117名
2019年度 1,887名 1,790名   97名
2020年度 2.033名 1,897名 136名
6.027名 5,677名 350名

この調査結果をもとに「業態別にみた就職先の割合」を別添資料として整理しました。

この資料から、就職先の業態は、女性と男性で異なるという特徴が見出されます。

女性の就職先の割合は、調査対象とした3か年度を通じて、「飲食サービス・宿泊業」が最も多く、次いで、「医療・福祉」、「飲食料品製造業」、「その他の小売業」、「飲食料品小売業」の順となっています。

一方、男性の就職先の割合は、それぞれの年度で順位が異なっています。

2018年度では、「飲食料品製造業」が最も多く、次いで、「医療・福祉」、「飲食サービス業・宿泊業」、「飲食料品小売業」、「その他の小売業」、「飲食料品卸売業」の順となっています。

2019年度では、「飲食料品製造業」が最も多く、次いで、「飲食サービス業・宿泊業」、「飲食料品小売業」及び「医療・福祉」、「飲食料品卸売業」、「その他の小売業」の順となっています。

2020年度では、「飲食サービス業・宿泊業」が最も多く、次いで、「飲食料品製造業」、「医療・福祉」、「その他の小売業」、「飲食料品卸売業」及び「飲食料品小売業」の順となっています。

また、男性の就職先の割合を3か年度のトレンドとしてみた場合、「飲食料品製造業」の割合が漸減傾向(23.9%⇒21.6%⇒19.6%)にあるのに対して、「飲食サービス業・宿泊業」の割合は増加傾向(13.7%⇒17.5%⇒25.7%)にあります。


業種別にみた就職先の割合

業種別にみた就職先の割合2018
業種別にみた就職先の割合2019
業種別にみた就職先の割合2020
業種別にみた就職先の割合2018-2020